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戯伝写楽 その12 [戯伝写楽]

こんにちは。

先日、赤坂ACTシアターで行われた、瀬奈じゅんさんのライブに行きました。
プロデューサーや、舞台監督、音響チーム等、写楽のスタッフにたくさん会えて、ちょっと懐かしかったです。

で、昨日やっと「戯伝写楽DVD」の音楽のミックスが終わりました。
編集は友達のエンジニアが、トラックダウンはwowowのエンジニアがやってくれたのですが、
彼ら、本当に丁寧に作業してくれました。
素晴らしい!
今回、彼らの腕が無ければ、完成しなかったです。
感謝感激。

このDVDでは、ボクの表現したかった音と歌が、全部聞こえます!!!
絶対、観て!!!!!
お願い!!!!
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戯伝写楽 その11 [戯伝写楽]

こんにちは。

戯伝写楽の大阪公演も、あっという間に終わりました。
ありがとうございました!
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最初の打ち合わせで、「パーカッションとサックス、ピアノは欲しいね〜」という、荻田さんからのリクエスト。そして、「ちょっと、おもしろい音にしたいね〜」という話の流れから、パーカッション2人で、ギターもストリングスも使わない、このバンド編成にしました。
アレンジは難しかったけど、正解だった気がします。

上手と下手にリズム隊が別れる今回のセッティングは、メンバーもキャストも、PAチームも、実はかなりやりにくいんだけど、とても効果的な演出だと思います。
これは、荻田さんのお手柄でありんす。

メンバーの部屋紹介、最後はオバヲさんの部屋です。
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戯伝写楽 その10 [戯伝写楽]

こんにちは。

戯伝写楽の東京公演、無事に終了いたしました。
これから大阪です。頑張ります!

さて、音楽のつづき...
しつこいようですが、中身を知りたくない人は、読まないでね。


おせいと浮雲のデュオで、浮雲は本当の自分を取り戻します。
心中出来なかった浮雲と市は、高札場に曝されてしまいます。
そこで流れる曲が「高札場」。
集団の恐怖を表現したくて、激しいギターとドラムを使いました。途中の7/8は、ヒソヒソ話がどんどん広がっていって、更に大きなパワーになる様をイメージしました。

「浮雲の死」
「私〜死にま〜す」って熱唱して死んでゆくのは、とても嫌だったので、浮雲の心情は、全て鈴で表しました。世界各国の鈴を使ってます。たぶん、浮雲には、雑踏がこんな風に聞こえていたんじゃないかなぁ...

「十朗兵衛のソロ」
浮雲に取り憑かれたおせいに、十朗兵衛が歌うソロです。
M1がモチーフです。
さとしさんソロ曲の白眉です!毎回感動します。

「北斎のソロ」
過去の自分を捨て、新たに北斎として生まれ変わる曲。
M12の鉄蔵のソロをイントロにして、後半はポジティブにしました。
葛山さんの熱い歌と、後奏中の山路さんの芝居を、目と鼻の先で見られるのは役得です!

「おせいの旅立ち」
前半はピアノとサックスで、切ないけど悲しくならないようにしました。
後半は、コーラスです。
辛島さんがソロで、後に小西さんと葛山さんがメロに加わります。
ちなみに、ボクは上手の袖にいる陰コーラスに向かって指揮をしいるんだけど、何人かから「ステージに背中を向けて、なにやってんの?」と聞かれました...

「フィナーレ」
やっぱりここは江戸の曲。
辛さや寂しさも、カラッと笑い飛ばしてしまう江戸人のやせ我慢を、ラテンで表現しました。
コングさん最高!

「Scenery with the river」
お見送りの曲です。
数年前にディズニーリゾートのイクスピアリ「Festopera」で書いた曲を、アレンジを変えて演奏してます。
近所の川を眺めていたら、浮かんできた曲なので、「川のある風景」というタイトルに。

写真はボクの部屋です。
装置の都合上、タイキと同居しています(笑
Macは主にSEに使用してます。
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戯伝写楽 その9 [戯伝写楽]

こんにちは。

東京は残り2日!
頑張りましょう。

さて、音楽の話を続けます。
内容を知りたくない人は、ホントに読まないでね!



二幕は「浮雲のソロ」で始まります。
これは、花魁の圧倒的な存在感です!映画「吉原炎上」での、名取裕子の花魁道中をイメージした重いビートと、鈴を引きずる音、そして3人娘のセクシーなコーラスが妖艶!!

次は「おせいのソロ」。
元々、次の蔦谷と与七の曲だったモノを、荻田さんが、おせいの為に増やしました。
おせいの天真爛漫、自由奔放な性格が感じられます。

で、「蔦谷と与七」。
打ち合わせの帰り道、日比谷のガード下で楽しそうに酒を飲む人たちを見て、思いついた曲です。
山路さんと東山さんの歌、素晴らしいです!感謝です!

「南畝ふたたび」
稽古場ではヨーデルとも呼ばれていた南畝をテーマを、ここでは4ビートにアレンジ。
個人的に、岸さんの「困った感」が好き。

「おせいと浮雲」
この二人にとって、とても重要な曲ですよ...
二人の歌声が徐々に重なってゆき、大きな波が生まれて、それぞれの思いが決意に変わるんです。
クリスのボーンズが、焦燥感をかき立てています。


写真は、クリスの部屋。
地上180センチにあります。
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戯伝写楽 その8 [戯伝写楽]

こんにちは。

今日も無事にステージを終えました。
回を重ねるごとに、出演者の一体感が増すように感じます。

前回からの続き...

「歌舞伎役者&蔦谷のテーマ」は、荻田さんから「ダースベイダー」というキーワードが出ていたので、まんまそんな感じで。スルドとドラとスネアの組み合わせが、ユニークでしょ。

で、「鉄蔵のテーマ」。
この時の鉄蔵さんは、まだ鬱々としているんで、ダークなビートとコードにしました。
Didgeridooも活躍。

「浮き雲と歌麿」。
これは、最も都会的というか、西麻布の会員制クラブ(行ったことはないけど)の、奥深くという感じに。気怠いんだけど、縦の線はあってるような...ベースはルートを弾かないよみたいな...(笑

「十朗兵衛のタンゴ」
出会う女性を、華麗なタンゴで、次々となぎ倒していく十朗兵衛をイメージして作りました。


「十朗兵衛とおせいのボッサ」
気分は初デート!相手のことしか目に入っていない、浮き足だった二人をボサノバで表現しました。

「5重唱」
十朗兵衛、おせい、与七、鉄蔵、蔦谷が歌う、1幕ラストの曲です。
5人が同時にそれぞれの曲を歌うセクションがあるんだけど、分かるかな...
後半はみんなで盛り上がります。

つづく

写真はタイキの部屋です。
楽器はYAMAHAのCP1なのですが、とても良いです。
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戯伝写楽 その7 [戯伝写楽]

こんにちは。

戯伝写楽の幕が開きました。
ていうか、すでに4公演が終わりました。
あっという間だね...

ということで、これから数回に分けて、戯伝写楽の音楽について書きます。
「中身を知りたくないよ!」って人は、読まない方が良いかも。

この仕事が決まって、まず最初に、バンドのメンバーを決めました。
それから、スタジオの真正面の壁に、キャスト全員が写ったポスターを貼りました。
完全に当て書きです(笑

今回は全て曲が先だったので、中島さんの脚本と荻田さんからのMオーダー表を、何度も読み返しながら、歌詞を想像つつ、作業開始。

まずは、橋本さんと悠河さんの写真を眺めつつ、テーマとなるオープニングの曲を作りました。
4拍子は全く浮かんで来なかった...
(これは全編通して「おせいと十朗兵衛」のテーマに。)

それから「3人娘」の曲。
これは「江戸の住人」のテーマにしました。
(当時の江戸人は、やっぱりラテン系だろうと...)

そして「南畝」のテーマ。
なぜか、Darbukaが浮かんだ...

お次、「おせいと十朗兵衛の出会い」
これは、兎にも角にもドキドキ感を表したくて、オープニングをモチーフにしつつ、5/8拍子に。
(さとしさん、悠河さん、東山さん、ごめんなさい!)

本日はこのへんで。
続きはそのうち...

写真はAndyの部屋です。
Didgeridooとかハーモニックフルート、Sax、Fluteなどを担当してもらってます。
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戯伝写楽 その6 [戯伝写楽]

こんにちは。

今朝Andyが来日して、これでバンドが全員集合!
ようやく、ボクの脳内で鳴っていた音が、実際に鳴り出しました。
うっひょひょひょひょ。

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戯伝写楽 その5 [戯伝写楽]

こんにちは。

昨日から写楽のバンドリハが始まりました。
なんだか、楽しくなってきたよ!
ふふふ...

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タグ:戯伝写楽
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3月21日生まれの人へ [戯伝写楽]

こんにちは。

お誕生日おめでとうございます。
バッハ、ムソルグスキー、アイルトン・セナ、ロナウジーニョ、ロックフェラーが生まれた日です。
私も44年前の、この日に生まれました。

戯伝写楽の稽古は、いよいよ大詰めです。
今週末にはバンドが参加します。
頑張ります。
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戯伝写楽 その4 [戯伝写楽]

こんにちは。

年末31日、プロデューサーの栗間邸にて、音楽の打ち合わせがありました。
これで、かなり方向性が見えてきたので、これから、ガシガシ作ります。

途中で、シャンパンと美味しいお料理が登場してからは、忘年会にスイッチ。
名前は忘れたけど、赤ワインがスゲー美味しかった...

出演するミュージシャンを発表します。

Andy Bevan(Sax,Fl,Didjeridoo他)=>http://www.andybevanmusic.com/andy.jap/home.html
Christopher Hardy(Percussion)=>http://www.christopherhardymusic.com/
泰輝(Piano)=>http://pianist-taiki.cocolog-nifty.com/blog/
立川智也(Bass,Synth)=>http://www.tthome.jp/
中島オバヲ(Percussion)=>http://www.3rdstones.com/obawo/

このメンバーが、毎回ステージに出るんですよ...
凄いなぁ...
嬉しいなぁ...
楽しみだなぁ...
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